鵡川高校の様子

鵡川高校の様子

第50回卒業証書授与式を挙行いたしました

 3月1日、本校体育館にて第50回卒業証書授与式が執り行われました。3年A組23名、3年B組22名、計45名の卒業生一人ひとりが希望に満ちた眼差しで式に臨んでいました。
 柳本高秀校長から「3年間で得た経験という財産は、これからの人生を支えてくれる糧となる。これからの人生において、『探究し続ける心を持ち、協調性を大切にして試行錯誤しながら最適解を探すこと』『考え方×熱意×能力=人生』『国際的な感覚・考え方を持つこと』を意識し、鵡川高校の校訓『明るく 豊かに たくましく』を胸に進んでほしい。」と卒業生へ式辞がありました。PTA副会長梅澤芳弘様からは「コロナ禍であっても勉強や部活動で様々な成果を出してきた。現代は”正解のない答え”が求められる社会となっている。皆さんは鵡川高校での学びでその答えを見つけ出すための力を身につけてきた。自分のため、周りの人のためにその力を惜しみなく発揮してほしい。」と激励のお言葉をいただきました。
 在校生送辞では、生徒会長の目黒滉太君から「先輩方の、何事にも真面目に下を向かずに取り組む姿を在校生は学んだ。むかわ学では興味を引く提言内容だった。先輩方の姿勢や頑張りを引き継いでいきたい。」と抱負が述べられました。卒業生答辞では、卒業生代表の藤枝乃杏さんから「鵡川高校での数々の経験と思い出は、将来を手助けしてくれる道筋となると確信している。ここまで来られたのは、自分だけでなく周りの人々の支えがあったからこそ。鵡川高校で身につけた『学び続ける力』を生かし、さらに成長できるように全身全霊で進んでいく。」と強い決意が述べられました。最後には、在校生が花道をつくり卒業生を送り出すシーンも見られ、厳粛で心温まる卒業式となりました。
 卒業生の保護者の皆様におかれましては、本日まで本校の教育活動にご理解、ご協力を賜り、深く感謝申し上げます。これからのお子様の活躍を、鵡川高校教員一同、心よりお祈り申し上げます。この度は誠におめでとうございます。

デュアルシステム報告会

「令和5年度デュアルシステム報告会」が2月7日(水)の5・6校時に本校体育館で行われました。デュアルシステムとは本校の特色ある教育活動の一つで、従来の職場体験実習と学校での学習とを交互に繰り返す実践的なキャリア学習のことです。学校と職場の学びを同時に進めるという意味で「デュアルシステム」(2つの併行した学び)という言葉です。全国的にも徐々に実施高校が増加しつつあり、本校は今年4年目で、前年度の反省を生かし活動内容を年々充実させてきています。今年度は、実習前に3日間6事業所を事前見学後に実習先希望アンケートを取り、生徒と受入事業所とのミスマッチをできる限り防ぎました。

「令和5年度デュアルシステム報告会」では、10事業所とむかわ町教育長、保護者の方々のご参観を賜り、関心の高さをうかがわせました。実習事業所別に5つのブースに分かれ、スライドを用いて事業所の概要、学んだこと、気づいたこと等を5分程度にまとめて発表しました。ご来訪された事業者用アンケートのご回答から「実習を通じて働くことの価値観を感じ取れていたと思う」、「コミュニケーションの大切さを感じたことは重要だと思います」、「経験から自分たちの課題を見つけていたのは素晴らしいと思いました」等、実習の成果を評価するコメントを頂けたことは幸甚に存じます。来年度のデュアルシステムから、苫小牧市内の事業所も実習先に加わる予定です。今後もご期待ください。

進路体験報告会について

 1月23日(火)に進路体験報告会を行いました。3年生の進路先決定者が1・2年生に対して3年間の進路活動について伝えるとともに、進路活動で大変だったことや今から頑張るべきことなどのアドバイスをしてくれました。

 その中で特に多かったアドバイスは

・履歴書や志望理由書は、文字を丁寧に書かないといけない。そのために普段から文字を綺麗に書く習慣をつけることが大切。

・夏休みが大切。夏休みを大切に使わないと、あとで苦労する。

・ペンで書く際、緊張して何度も失敗した。普段からペン書きに慣れることが大切。

・受験先を決めるのがギリギリになった。1・2年生のうちにオープンキャンパス等に参加することが大切。

・「むかわ学」や「部活動」の経験を活かして受験できる学校があるので、早めに学校調べをした方が良い。受験方法も様々あるので、自分にあった受験方法を早めに見つけること。

 

 3年生の発表に対して、1・2年生からは次のような感想が多かったです。

・オープンキャンパスは、たくさん行った方が良い。

・検定を積極的に受けて、資格取得を頑張りたい。

・書類作成は、早めに始めることが大切。そのためにもきれいな文字で書くことを普段から心がける。

・面接練習が大切。試験前までに10回は練習してから試験に臨みたい。

・3年生の夏休みは、休みではないと思う気持ちが大切。学校に行って進路活動を行うことが合格への近道である。

 

 このように、3年生の発表が1・2年生にしっかりと伝わっていることが分かりました。1・2年生の皆さんは、夢実現のために1日1日を大切に頑張っていきましょう!

 3年生の皆さん、ありがとうございました。来年度以降もぜひ学校に来て、後輩たちに進路アドバイスをしていただけると助かります。待っています!!