恐竜研究同好会

恐竜研究同好会

春の化石発掘巡検に行ってきました

こんにちは。恐竜研究同好会です。

5月18日(土)に穂別へ化石発掘に行ってきました。北海道むかわ町穂別総合支所恐竜ワールド戦略室主任で、本校の部活動指導員でもある太田晶さんにレクチャーしていただきながら、巡検を行いました。

 4月に1年生3名を迎え5名での活動となり、1年生は初めての化石発掘巡見となりました。4月から3年生とともに1年生はフィールドワークの基本、化石発掘の基本、地学の勉強と事前準備を進めてきました。

 当日の天気は雲一つない快晴。1年生は、3年生と太田さんに教わりながら、初めての巡見を行いました。化石も見つけることができたので、次はクリーニングを頑張ります。

 巡見後には、むかわ竜を発見した堀田良幸さんとお話する機会をいただきました。堀田さんから貴重なお話を聞いたり、素晴らしいコレクションを拝見し、もっと化石を知りたいという気持ちが強くなりました。また堀田さんから努力の大切さも学びました。同好会もステップアップしていけるよう努力を続けていきます!

穂別博物館見学に行きました!

 こんにちは、恐竜研究同好会です!!
今回は穂別博物館にて見学・実習させていただきました!
恐竜フェスタにて発表した『カムイサウルスの基本的生態』について、自分たちの研究は模型から推定したため、「実際の化石をもとに研究したらどうなるのだろう?」と考え、この度穂別博物館を訪問し、実現することができました!しかも、今回は櫻井和彦館長、恐竜ワールド戦略室で部活動指導員の太田さんのお力を借りながらの実施という、贅沢な実習となりました!

 まず、特別室に展示されている実物大のレプリカ模型を用いて、体重や移動速度の推定に必要なデータを計測しました。

 計測しつつ、カムイサウルスや恐竜についての知識を深めるためのレクチャーを櫻井館長にしていただきました。


 実物大レプリカの計測後は、化石収蔵庫も見学させていただきました!ここには「本物のカムイサウルスの化石」も収蔵されており、世界的にもとても貴重な場所です!

 そしてなんと!本物のカムイサウルスの化石も計測させてもらいました!!今回は上腕骨(腕の骨)と右脚大腿骨(太ももの骨)について計測しました。

 顧問も本物を目の前にしてテンションが上がり、触らせてもらいました。これが約7000万年前に生きていた生き物の痕跡か・・・と感慨深かったです。

 今回の見学・実習で、本物の化石から自分たちでデータを得ることができました。この結果をこれまでの研究に活かし、さらに質の高い研究内容にしていきたいと思います。
 そして、「恐竜に興味がある」「高校で新しいことをしたい」と考えている皆さん!鵡川高校・恐竜研究同好会では、化石発掘や恐竜研究に加え、「本物の恐竜化石に触れること」ができるとても楽しく面白い部活です!ぜひ鵡川高校に来て、一緒に恐竜研究しましょう!!

「恐竜フェスタ」に参加しました!!

 こんにちは、恐竜研究同好会です!!
 1月19日(金)、20日(土)に四季の館にて開催されました「恐竜フェスタ」に参加しました!
 前日の18日には、本イベントに「音の鳴るカムイサウルス”骨琴”」を出展する桐生大学短期大学部アートデザイン学科の学生さんや教員の方々とも交流し、お互いの町や取り組みについて和気あいあいと交流することができました。素敵な”むかわ町ステッカー”もいただきました!

 今回はステージ発表ということで、今年度取り組んでいる恐竜研究や活動内容についての発表を行いました。(発表内容はこちら

到着時はリラックスした雰囲気の同好会会長・副会長

本番前のリハーサルでは緊張の面持ち。穂別博物館の櫻井館長も激励に駆けつけてくださいました!

本番!多くの来場者が、生徒たちの発表を感心しながら聴いてくださいました!発表後は櫻井館長からもご講評と今後の研究のためのアドバイスをいただきました。

会場には桐生大学短期大学部の作品”骨琴”も展示!来場した子どもたちも、生徒たちも一緒になって楽しみました。むかわ町を取り入れた””むかわ町すごろく”も!

他にも、VRダイナソーや櫻井館長講演、さらには首長竜研究の第一人者・神奈川大学の佐藤たまき教授の講演など、恐竜好きにはたまらない楽しいひと時となりました。

 今回のイベントを通して、改めて恐竜について触れることの楽しさ、研究の奥深さ・大変さ、多くの方々とつながる素晴らしさを実感しました。2024年もさらに飛躍し、恐竜研究同好会を盛り上げていきたいと思います。化石を発掘したい・恐竜を研究したいと思った中学生の皆さん、ぜひ鵡川高校に来て一緒に恐竜の魅力を発掘しに行きましょう!!

「恐竜フェスタ」に参加します!

 こんにちは、恐竜研究同好会です!!
2024年は「辰年」ということで、「むかわ”竜”」の町にある鵡川高校・恐竜研究同好会を本年もどうぞよろしくお願いいたします!1月4日(木)、6日(土)にはNHK北海道にて恐竜研究同好会の様子が放送され、皆さんに生徒の頑張りを知っていただけたと思います。もしまだご覧になられていない方は、NHK公式HPから視聴できますので、ぜひご覧ください!
 今年最初の活動として、1月19日(金)、20日(土)に四季の館にて開催されます「むかわ町恐竜フェスタ」に参加します。恐竜研究同好会は20日(土)11:30~12:30に、これまでの活動内容についてのステージ発表を行う予定です。他にも、穂別博物館の櫻井和彦館長の化石トークや、カムイサウルス発見に大きく貢献した首長竜研究の第一人者・神奈川大学の佐藤たまき教授の講演会など、まさに”竜”年にふさわしいイベントです。お時間のある方はぜひご来場ください!

恐竜研究同好会、NHKの取材を受けました!!

 こんにちは、恐竜研究同好会です!!
この度、NHK北海道札幌放送局の方々から、本同好会の活動の様子についての取材を受けました!!普段の活動の様子や、本校1階多目的教室前の「恐竜の壁」の内容、さらにはカムイサウルスについて自分たちで実験し、調べ、まとめた論文についてなど、たくさんのことを取材していただきました。
 同好会長、副会長とも緊張の面持ちでしたが、キャスターやスタッフの方々が優しく和やかに接してくださり、リラックスした雰囲気で取材を進めることができました。前回のラジオ収録に続き、また貴重な体験ができました!!
 取材内容は、2024年1月4日(木)18:00~19:00「ホットニュース北海道」、2024年1月6日(土)7:30~8:00「おはよう北海道土曜プラス」内の「ぶらりみてある記」にて放送予定です。
 恐竜について楽しく研究・活動できるのは鵡川高校だけ!たくさんの方に知っていただきたいので、ぜひご覧ください!!
※生放送番組のため内容が一部変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。

「放課後ラジオ」収録に行きました!

 こんにちは、恐竜研究同好会です!
 今回は、FMとまこまい「放課後ラジオ」の収録のため、苫小牧にある収録スタジオに行ってきました。FMとまこまいとは、苫小牧と東胆振の今を音で届け、住んでるまちと人をつなぎ、苫小牧市民と東胆振の誰もが参加できるみんなのラジオでありたい、という想いが込められ2023年9月1日に開局しました。
 「放課後ラジオ」は毎週火曜日18:00~18:30に放送されている学生向けバラエティ番組で、なんとメインMCは現役高校生!同好会会長、副会長ともに緊張しながらも和気あいあいと収録に臨んでいました。内容は……ぜひ放送でお聞きください♪
 令和6年(2024年)1月9日(火)、16日(火)の18:00~18:30に放送予定です。乞うご期待!!

化石発掘ほりほりツアー教室 in 穂別に参加しました

 こんにちは、恐竜研究同好会です!
 11月4日(土)に、穂別地区にて行われた「化石発掘ほりほりツアー教室 in 穂別」にイベントボランティアとして参加しました。
 本イベントは、むかわ町を拠点に、むかわ町の子育て環境を充実させるべく、子どもと地域住民をつなぐ活動を行っている「合同会社GCs」様の主催で行われました。今回の化石発掘教室には幼児から大人まで50名が参加し、小春日和のなか楽しく活動することができました。恐竜研究同好会の生徒もたくさんの子どもたちと活動することができ、子どもたちとの関わり方やイベント運営など多くのことを学ぶことができました。
 化石発掘の後は穂別博物館にて、櫻井館長からカムイサウルスをはじめとした恐竜や化石に関するレクチャーもあり、化石発掘のみならず恐竜や古生物についても知見を深めることができました。
 今後も、様々な恐竜関連イベントへの参加や日々の活動を通して、恐竜の魅力発信に邁進していきたいと思います!

「恐竜リベンジャーズ」に参加しました


こんにちは、恐竜研究同好会です!

9月16日(土)から18日(月・祝)に、四季の館にて「恐竜リベンジャーズ」が開催されました。本イベントは当初、2018年に開催される予定でしたが、イベント当日に発生した北海道胆振頭部地震の影響により中止。さらに新型コロナウイルスの感染拡大により長く開催できない状況にありました。震災から5年の今年、ようやく町の有志の方々がつくる同イベント実行委員会が主催し、町や町商工会議所が共催するとともに、町教育委員会や多くの町内企業の協力のもと、復興推進記念事業として開催されました。鵡川高校・恐竜研究同好会もイベント準備、当日ボランティアとして参加しました。

会場準備では、普段は触ることができない実物大「カムイサウルス」レプリカの組み立てを行いました。骨格模型の組み立てを通して、カムイサウルスの体構造について学ぶことができ、またその大きさから、かつて地球上を群雄割拠していた姿を想像しながら、楽しく貴重な経験をすることができました!

当日のイベントでは、再生紙を用いたクラフト恐竜作家・亀井由美子氏が開催する「恐竜クラフト体験」や「化石クリーニング体験」のボランティアを行い、子どもから大人まで多くの方々と交流することができました。他にも、常設展示「再生紙の大恐竜展」や、折り紙恐竜作家・高井弘明氏の「恐竜折り紙ワールド」、絵本作家・かさいまり氏の「恐竜絵本の世界」、恐竜グッズの販売など恐竜づくしの3日間となり、大盛況のままイベントを終えることができました。

今回のイベントを通して、改めてたくさんの人たちが恐竜に興味を持ち、魅了されていることを実感しました。今後も日頃の恐竜研究や化石発掘・クリーニング、イベントボランティアを通して恐竜について学び、その面白さ・不思議さを伝えられるように活動していきます!

化石発掘巡検を実施しました

こんにちは、恐竜研究同好会です!

9月9日(土)に穂別へ化石発掘に行きました。
穂別地区はこれまで多くのアンモナイト類や二枚貝(イノセラムス類)などの無脊椎動物、カムイサウルス(通称”むかわ竜”)の全身骨格化石やホベツアラキリュウ、モササウルス類、陸生カメ類などの脊椎動物の化石がたくさん見つかっている、古生物学研究におけるホットな地域です。
今回は、北海道むかわ町穂別総合支所恐竜ワールド戦略室主任で、本校の部活動指導員でもある太田晶さんにレクチャーしていただきながら、巡検を行いました。

ノジュール(化石が入っている球状の硬い石灰質泥岩)の見分け方は①表面に化石が見えており、②比較的ざらざらしているものを探すと良いようです。


ノジュールは(右利きの場合)①右足でノジュールをおさえ、②ハンマーで右足の外側から砕く、とケガのリスクを低くして割ることができます。


太田さんからのレクチャー後、いよいよ発掘開始!黙々と石を探し、割り、化石がないかを確認しました。その結果・・・

こぶし大のアンモナイトを発見!他にも大きなアンモナイトの殻の一部と思われるものや、イノセラムス類も見つかりました。


 


ちなみに顧問は、ノジュールの見分け方が未熟でなかなか発見できず、ようやく発掘できたものは木の化石でした!修行あるのみです。


同好会員も顧問も夢中で化石を探し、あっという間に巡検が終わりました。
恐竜研究同好会では、研究活動だけではなく、フィールドワークも通して恐竜や古生物の魅力を知り、体験し、学ぶことができます。今後の恐竜研究同好会の活動にもぜひ注目してください!

「ダイナソーアドベンチャー」に参加しました

こんにちは、恐竜研究同好会です!

夏季休業期間の7月31日(月)、8月11日(金)~13日(日)にむかわ町穂別で行われた「ダイナソーアドベンチャー」(JTB主催)にボランティアとして参加しました。
全道から応募してきた小学生の参加者は、各家庭の自家用車に乗車し、無線を手に本部と連絡を取りながら、恐竜時代の地層のもとへタイムスリップ!
実際にカムイサウルス(通称”むかわ竜”)が発掘された現場で化石発掘体験を行い、自分たちで見つけた化石をクリーニングして取り出す一連の作業体験を本校の生徒がボランティアとしてサポートし、積極的に参加してくれました。
アドベンチャースタッフの方々からも「高校生がいてくれて助かった!」「後片付けもたくさん手伝ってくれた!」との声をいただき、生徒たちにとっても貴重な経験となりました。
今後も様々なイベントに参加し、恐竜の魅力再発見や普及に尽力していきたいと思います。今後とも恐竜同好会の動きに注目してください。

カムイサウルス研究進捗

 こんにちは、恐竜研究同好会です!

 今回は、普段どのようにカムイサウルスの研究活動をしているのか、その様子をまとめた「今話題の研究(Vol.2)」で研究の一端をご紹介します。「今話題の研究(Vol.1)」は鵡川高校一階多目的教室前廊下の『恐竜の壁』にも掲載しています。

●今話題の研究(Vol.2)

 

 恐竜の研究は、実物化石を調査・研究するだけでなく、様々な視点からアプローチすることができます。こうして恐竜の生態を少しずつ解き明かしていくことで、絶滅した恐竜の当時の姿を現代に蘇らせることができます。

 今後も同好会での研究活動に加え、世界の最新恐竜事情や「ホッピー通信解説」など、たくさん情報を発信していきたいと思います。ぜひHPや『恐竜の壁』をチェックしてみてください!

 

「恐竜まつり」に参加しました!!

こんにちは、恐竜研究同好会です!

5月13日(土)にむかわ町穂別の民宿ポレポーレにて実施された「恐竜まつり」に参加してきました。
会場にはたくさんの恐竜グッズが取り揃えられ、様々なキッチンカーやイベントもあり、大盛況でした。
そしてなんと!!世界的な恐竜研究者で「カムイサウルス」研究の第一人者である、北海道大学の小林快次教授の講演も聴くことができました!カムイサウルスをはじめとした、今ホットな恐竜研究についての貴重なお話を聴くことができました。同好会員も熱心にメモを取りながら恐竜について学んでいました。
イベントを楽しみながら勉強することもでき、とても実り多い時間となりました!

今年度は「カムイサウルスに関する研究」とともに、幅広い「恐竜についての研究」を行い、様々な調査やイベントへの参加を通して、鵡川高校さらにはむかわ町全体を盛り上げていこう!!という目標のもと、3年生3名、2年生2名で活動しています。
新入部員も絶賛大募集中ですので、ぜひ気軽に活動を覗きに来てください!!

円山動物園「サイエンZoo」に参加!

みなさんこんにちは、恐竜研究同好会です!
我々は日々恐竜や化石について勉強しています!

↓道内でも屈指のアンモナイト化石収蔵を誇る三笠博物館へ行きました。こんなものがありました。

↓もちろん、我らが穂別博物館でもカムイサウルスについて勉強です。館長さんにレクチャーしてもらっているところです。

↓ハドロサウルス科の頭部化石。こんな歯がついているって知っていますか?


そして、学んできたことを11月6日(日)に札幌市の円山動物園で開催された「サイエンZoo」というイベントで発表させていただきました!小学生から大人まで幅広い方に聞いていただき、緊張しましたがとても良い経験になりました!
今年度初めてのイベントで、1年生にとっては校外のお客さんに聞いてもらうデビュー戦でした。
たくさん質問していただき、これからまだ勉強しなければいけないことが見えましたね。がんばります!

↓恐竜の着ぐるみで子どもの心をつかみます!

恐竜研究同好会~2021夏休みまで~

みなさん、こんにちは。恐竜研究同好会です。
今年もコロナ禍のため、イベント等が中止になっておりますが、今年度の恐竜研究同好会はこんなことをしています!

4月・・・新入生歓迎!できたばかりのカムイサウルスレプリカをお借りし、校内展示することで新入生にPRしました。その結果2人の1年生が入ってくれました!
 

5~6月・・・今までは町外の方へカムイサウルスPRをすることが多かったのですが、なかなか外へ行けないこんなときにこそ、校内でもっと知ってもらおうと情報発信用の「恐竜の壁」を作りました。

7月・・・校内向けイベント「第1回キョウリュウ謎解きクイズ」を行いました。たくさんの応募があり、全問正解者にはこのあと豪華景品が・・・!


また、「MUKAWAダイナソーアドベンチャーツアー」のガイド育成会に参加させていただきました。残念ながら今年度のツアーは中止になってしまいましたが、全国から来られるはずだったお客さんに来年こそは「おもてなし」できるよう練習しました。
また、我々にとってカムイサウルスはとても身近な存在ですが、全国にはカムイサウルスが発掘されたむかわ町を聖地のように思ってくださる方もいると知り、なんだか誇らしい気持ちになりました。

↓ガイドの練習をしているところです。

さあ、いよいよ夏休みですね。各地で恐竜イベントが行われます。感染対策には十分配慮して、充実した夏休みにしてください。
ではまた。

 

3.13 マイナークラブ☆フェスティバルに参加しました。

NHK札幌放送局で放送されている「NHK高校放送部」という番組のイベント「マイナークラブ☆フェスティバル」に、恐竜研究同好会が参加しました。

 フェスティバルでは、全道でめずらしい活動をしている高校生が集まり、自分たちの活動をスタジオゲストや観客に紹介しました。今回、恐竜研究同好会はリモート参加で、恐竜研究に関するクイズを出題しました。

 どんなクイズを出題したかというと・・・それは、テレビでの放送をご覧ください!

(3月26日(金)NHK総合・北海道向け 19:58~20:41)

 


 恐竜研究同好会は現在部員1人で頑張っていますが、全道に他にもマイナーながら精力的に活動している部活動があることを知って、とても刺激になりました!

 

↓iPadでリモート参加している様子。

カムイサウルス化石見学

 9月22日、恐竜研究同好会メンバーは穂別博物館で、カムイサウルスの本物の化石を見学させていただきました。
 普通に博物館に行っても、本物すべてを見ることはできませんが、我々研究会は特別に、直接触っての観察・研究をする支援をしていただいております。


↑館長さんにカムイサウルスについて、丁寧に説明していただきました。
 何度もカムイサウルスを見てきたとは思っていましたが、初めて知ることもあり、とても勉強になりました。


↑収蔵庫にある、本物を見学中。全身で見たときには分かった骨の名前も、バラバラになった状態で判断するのは難しい・・・

 今日教えていただいたことをもとに、「もっと知りたい」と思ったことを、自分たちの課題テーマにして研究を進めていきます!

おもてなし商品づくり講習会

 恐竜研究同好会は、8/7(金)穂別で行われた「おもてなし商品づくり講習会」に参加しました。
 ルセット・ナイン(株)取締役の村上由紀先生から、食品加工の企画から販売までの流れを学び、商品の仕上げ・ラッピングを体験させていただきました。
 体験の中では、JTBの「MUKAWAダイナソー・アドベンチャー」というツアー(新型コロナのため中止になりました)に参加予定だった方へ届けるカムイサウルスクッキーをラッピング・送付準備を行いました。


↓カムイサウルスクッキー


↓クッキーを封入します。


↓大事な大事な「品質管理」の仕事。目を光らせてチェックです。

 

講習で学んだことは、
・むかわの化石やカムイサウルスを求めて、日本中からツアーに来てくれるお客様がいること。
・実際の商品加工のライン。体験してみると大変でした。
・商品加工の過程では、たくさん作れば作るほど効率化を求めてしまうが、「おもてなし」の心を忘れないこと。
 特に3年生は「むかわ学」の探究活動の中で、むかわ町への提言として、恐竜グッズの商品開発を考えていますが、あれやこれやと提案することは簡単ですが、じゃあ実際やるとなったら、マーケティングだけでなく、加工現場の仕組みは?コストは?と考えるべきことが多いことを学びました。その中でも、お客様のことを第一に考える「おもてなし」の心がいちばん重要だということも学びました。「物を売る」ということは、シール一枚張るのにも、神経を使います。法律もあります。奥深いです。これからももっと力を付けていきたいと思います。

北大の小林快次先生が来てくれました!

6月30日(火)、なんと日本の恐竜研究の第一人者である小林快次教授(北海道大学)が、恐竜研究同好会に来てくださいました。
 クリーニングの仕方や、骨の勉強の仕方を教えていただきました。その中で、小林先生の高校時代の話も・・・。小林先生にアドバイスしてもらえるなんて、なかなかありません!
 今後の活動内容への助言もいただき、とてもモチベーションが高まりました!がんばるぞ!
 小林先生、ありがとうございました!

化石クリーニング

恐竜研究同好会では、先日、STVグループみらい財団様より頂いた、化石クリーニング機器を使うため、穂別博物館・学芸員の中村様にお越し頂き、使い方を教わりました。
 機器のつなぎ方、メンテナンスの仕方、クリーニング時の注意点などを丁寧に教えて頂きました。実際に削ってみて、化石クリ-ニング作業は、化石を傷つけないようにかなり集中力が必要な作業だということを実感することができました。学芸員さんにたくさんコツを教えて頂いたので、気をつけて作業していこうと思います。
 これから、削った石が周囲に飛び散らからないように囲うついたてを作ったり、削っている最中に石がぐらつかないよう安定させる土台を作ったりして、クリ-ニング作業環境を整えていきたいです。今後は、たくさん化石をみつけに行き、クリーニング技術も磨いていきます!
 
 恐竜や化石に興味のある中学生は、ぜひ鵡川高校に入学して、私たちと一緒に化石を採りに行ったり、クリーニングをしてみませんか!

STV"高校ブンカ部”応援プロジェクト!

 以前の記事にも掲載したとおり、本校恐竜研究同好会が、今年度のSTV”高校ブンカ部”応援プロジェクトの応援先に選ばれました!そして11月8日(金)、一般財団法人STVグループみらい財団の方がおいでくださり、目録の贈呈式を執り行いました。
化石クリーニングに必要なエアーチゼル(化石を削るドリルのようなもの)とエアーコンプレッサーを頂きました。
 本同好会はこれまで、町内の化石イベントのお手伝いや、札幌や苫小牧での科学イベントに参加して、むかわ町や鵡川高校のアピールを行ってきました。これからは、この機材でより専門的な活動ができるようになります!そうした高校生の活動で、もっと町を盛り上げたいと思っています。

 鵡川高校恐竜研究同好会では、「むかわ竜」が発掘された「むかわ町」でしかできない体験が待っています!化石クリーニングができるのは鵡川高校だけですよーーーー!!