恐竜研究同好会

2023年9月の記事一覧

化石発掘巡検を実施しました

こんにちは、恐竜研究同好会です!

9月9日(土)に穂別へ化石発掘に行きました。
穂別地区はこれまで多くのアンモナイト類や二枚貝(イノセラムス類)などの無脊椎動物、カムイサウルス(通称”むかわ竜”)の全身骨格化石やホベツアラキリュウ、モササウルス類、陸生カメ類などの脊椎動物の化石がたくさん見つかっている、古生物学研究におけるホットな地域です。
今回は、北海道むかわ町穂別総合支所恐竜ワールド戦略室主任で、本校の部活動指導員でもある太田晶さんにレクチャーしていただきながら、巡検を行いました。

ノジュール(化石が入っている球状の硬い石灰質泥岩)の見分け方は①表面に化石が見えており、②比較的ざらざらしているものを探すと良いようです。


ノジュールは(右利きの場合)①右足でノジュールをおさえ、②ハンマーで右足の外側から砕く、とケガのリスクを低くして割ることができます。


太田さんからのレクチャー後、いよいよ発掘開始!黙々と石を探し、割り、化石がないかを確認しました。その結果・・・

こぶし大のアンモナイトを発見!他にも大きなアンモナイトの殻の一部と思われるものや、イノセラムス類も見つかりました。


 


ちなみに顧問は、ノジュールの見分け方が未熟でなかなか発見できず、ようやく発掘できたものは木の化石でした!修行あるのみです。


同好会員も顧問も夢中で化石を探し、あっという間に巡検が終わりました。
恐竜研究同好会では、研究活動だけではなく、フィールドワークも通して恐竜や古生物の魅力を知り、体験し、学ぶことができます。今後の恐竜研究同好会の活動にもぜひ注目してください!

「ダイナソーアドベンチャー」に参加しました

こんにちは、恐竜研究同好会です!

夏季休業期間の7月31日(月)、8月11日(金)~13日(日)にむかわ町穂別で行われた「ダイナソーアドベンチャー」(JTB主催)にボランティアとして参加しました。
全道から応募してきた小学生の参加者は、各家庭の自家用車に乗車し、無線を手に本部と連絡を取りながら、恐竜時代の地層のもとへタイムスリップ!
実際にカムイサウルス(通称”むかわ竜”)が発掘された現場で化石発掘体験を行い、自分たちで見つけた化石をクリーニングして取り出す一連の作業体験を本校の生徒がボランティアとしてサポートし、積極的に参加してくれました。
アドベンチャースタッフの方々からも「高校生がいてくれて助かった!」「後片付けもたくさん手伝ってくれた!」との声をいただき、生徒たちにとっても貴重な経験となりました。
今後も様々なイベントに参加し、恐竜の魅力再発見や普及に尽力していきたいと思います。今後とも恐竜同好会の動きに注目してください。