恐竜研究同好会

化石発掘巡検を実施しました

こんにちは、恐竜研究同好会です!

9月9日(土)に穂別へ化石発掘に行きました。
穂別地区はこれまで多くのアンモナイト類や二枚貝(イノセラムス類)などの無脊椎動物、カムイサウルス(通称”むかわ竜”)の全身骨格化石やホベツアラキリュウ、モササウルス類、陸生カメ類などの脊椎動物の化石がたくさん見つかっている、古生物学研究におけるホットな地域です。
今回は、北海道むかわ町穂別総合支所恐竜ワールド戦略室主任で、本校の部活動指導員でもある太田晶さんにレクチャーしていただきながら、巡検を行いました。

ノジュール(化石が入っている球状の硬い石灰質泥岩)の見分け方は①表面に化石が見えており、②比較的ざらざらしているものを探すと良いようです。


ノジュールは(右利きの場合)①右足でノジュールをおさえ、②ハンマーで右足の外側から砕く、とケガのリスクを低くして割ることができます。


太田さんからのレクチャー後、いよいよ発掘開始!黙々と石を探し、割り、化石がないかを確認しました。その結果・・・

こぶし大のアンモナイトを発見!他にも大きなアンモナイトの殻の一部と思われるものや、イノセラムス類も見つかりました。


 


ちなみに顧問は、ノジュールの見分け方が未熟でなかなか発見できず、ようやく発掘できたものは木の化石でした!修行あるのみです。


同好会員も顧問も夢中で化石を探し、あっという間に巡検が終わりました。
恐竜研究同好会では、研究活動だけではなく、フィールドワークも通して恐竜や古生物の魅力を知り、体験し、学ぶことができます。今後の恐竜研究同好会の活動にもぜひ注目してください!