可能性「鵡」限大!!
校長挨拶
本校ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、鵡川高校の教育活動について深掘りします。
1 地域との深いつながりと探究活動
むかわ町の事業所や自治体と連携し、地域課題に取り組む「むかわ学」が充実しています。生徒が町の未来を考え、行動に移せる貴重な機会が用意されています。地域の未来を担う人材育成への想いを託し、「ふるさとを愛し、行動できる若者」を育てることを大切にしています。探究活動の一部を紹介します。
【写真右側】「ともりんンアイス」は、鵡川高校の生徒たちが地域の特産品を活かして企画・開発したアイスクリームで、地元産の鵡川高校生が企画して、実現したむかわ町穂別発のカンロ(まくわうり)「ともりん」を使用したことが名前の由来です。爽やかな酸味とやさしい甘みが特徴です。乳製品とのバランスが絶妙で、カンロの風味を活かしたナチュラルな味わいのアイスです。
【写真左側】一般社団法人むかわ町観光協会と鵡川高校生が連携し令和6年7月に発売を開始した、地域の魅力をガチャに詰め込んだ「街ガチャ」について、大好評につき第2弾の発売が決定いたしました。
第2弾の製作にあたっては、ガチャに入れるアイテム選定はもちろん、商品の写真撮影や紹介文の作成など、より深く鵡川高校生が関わった取組です。
2 少人数で一人ひとりを大切にする教育
少人数制だからこそ、先生と生徒との距離が近く、個別の進路指導や学習サポートがきめ細かく行われています。学びやすく、安心して過ごせる環境です。
3 自然豊かな環境と落ち着いた学習空間
学校は自然に囲まれ、静かで集中できる環境が整っています。のびのびと自分のペースで学び、成長できる場所です。
4 多彩な学校行事と地域との連携イベント
デュアルシステム(長期に渡るインターンシップ)やボランティア活動など、地域と協働するイベントが多く、実社会とつながる経験が豊富です。生徒の主体性や社会性が育まれます。
5 チャレンジスタディ
テーマ別グループ学習で、生徒が自分の関心・能力に応じて課題やテーマを選び、深掘りして学ぶスタイルです。進学グループ、総合グループ、スポーツ・アートグループを設定し、個々の進路に合わせた力を伸ばします。特に進学グループは、公営塾も利用すると効果が上がることが期待されます。
6 部活動について
本校の部活動は、地域との連携・社会体験の場としての役割があります。
部活を通して地域イベントへの参加やボランティア活動など、実社会での経験を積む機会が多くあります(家庭科・恐竜研究など)。
本校の部活動の一部を紹介します。
〇野球部
春の選抜甲子園に過去3回出場し、野球強豪校としての伝統と実力を誇ります。
〇吹奏楽部
過去には、東日本大会・日本管楽合奏コンテストで出場。地域のイベントにも参加。日本管楽合奏コンテスト全国大会(2018年、2021年、2023年)
〇軽音楽部
今年度、全道大会(Zepp Sapporo)に出場。2022年には、全国高等学校軽音フェスティバルに出場。文化系の幅広い活動の中でも目覚ましい成果を上げています 。
〇恐竜研究同好会
地元・むかわ町で発掘された「むかわ竜」をテーマに、本格的な化石研究を行う全国的にも稀少なクラブ。地域の教育資源と連携した学びが魅力です。
〇家庭科部の地域貢献活動
地元食材を活かしたレシピ開発や商品開発を通して町の魅力発信をリード。防災クッキング(2024年)、ハイスクールパティシエ(2024年)に出品するなど、楽しみながら技術を上げています。
さて、9月6日(土)は鵡川高校のオープンキャンパスです。多くの中学生や保護者が参加していただき、本校の良さが伝わることを願っています。
引き続き、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和7年7月8日
北海道鵡川高等学校長 志鎌 正人
校長室から
むかわ学 中間発表会を開催
7月22日、本校の3年生が、地域の方々、鵡川中学校3年生を招き、むかわ学の中間発表を行いました。
各グループは、自分たちの興味や日常生活とのつながりを意識しながら課題を設定し、探究を進めています。SNSでの発信やオリジナルTシャツを作成し、むかわ町を多くの人に知ってもらうといった、身近で親しみやすい方法による発信や、スポーツや地域施設を活用し、地域全体へのアプローチなど、それぞれに工夫が見られました。
また今回は初めて、コンソーシアム関係者や、むかわ学に協力いただいている地域の皆様、一般来場者、教職員を交えた座談会「むかわ学 Bridge TALK」を実施しました。会場では活発な意見交換が行われました。
今後も地域の皆様と共に、「むかわ学」をさらに深めていけるよう取り組んでまいります。
発表の様子1 発表の様子2
Bridge TALKの様子
中高連携で育てる「大川小のひまわり」 〜一輪の開花と看板設置〜
7月17日、中高連携事業の一環として、中学生と高校生が一緒に植えた「大川小で咲いたひまわり」の苗が、すくすくと育っています。
そのなかのひとつが、ついに一輪、小さいですが可憐な花を咲かせました。これから次々と咲いていくひまわりの姿がとても楽しみです。
また、生徒たちは協力して手作りの看板を作成し、花壇のそばに設置しました。ひまわりとともに、生徒たちの成長も感じられる取り組みとなっています。
学校祭終了
7月4日、5日、鵡川高校の学校祭が行われました。今年のテーマは「やっちゃえ、むかわ」です。新しいことに挑戦しようという意味です。初日は、モザイク画の披露、クラスの応援期アピール、仮装コンテスト、クラス対抗カラオケ大会、軽音楽部演奏、ステージ発表が行われ、クラスでその良さをアピールしました。2日目は、一般公開で各クラスが模擬店を開き、地域の方々をおもてなししました。また、札幌で活躍しているロックバンド「北風と太陽」がスペシャルライブを行いました。小さい学校ながら、アットホームで素晴らしい学校祭でした。PTAの模擬店でお手伝いいただいた保護者の皆様、来校された地域の皆様、ありがとうございました。
地域とともに深める探究の学び
6月30日、本校の1・2年生を対象に、地域の皆様と連携した「探究交流会」を実施しました。
今回ご協力いただいたのは、むかわ町保健介護課様、カネダイ大野商店様、むかわのジビエ様、地域おこし協力隊M-Dino様の4事業所です。
生徒たちは、これまでの探究活動で考えてきた地域課題へのアプローチについて各グループで発表し、それに対して事業所の方々から、実社会の視点に基づいた貴重なご意見やアドバイスをいただきました。
この交流会では、「課題の設定が現実とどのように結びついているか」「どのような取り組みを通じて、どのような検証が可能で、課題解決の糸口を見出せるか」といった点について、実際の地域活動と照らし合わせながら深掘りすることを目指しました。生徒にとっては、自らの探究を客観的に見つめ直し、視野を広げる大変有意義な機会となりました。
今後の探究活動の大きな励みとなる交流となりました。ご参加いただいた事業所の皆様に心より感謝申し上げます。
鵡川中学校で学校説明会に参加
6月26日、鵡川中学校において、本校教員の渕上先生と、本校に在籍する鵡川中学校出身の1年女子生徒が、鵡川高校の学校説明を行いました。
渕上先生からは、「高校では、自分の“やりたいこと”を見つけてほしい」とのメッセージがあり、そのための手段として「むかわ学」や「チャレンジスタディ」といった本校独自の学びの取組を紹介しました。また、「高校は自らの意思で選ぶこと、そしてまずは一生懸命に勉強してみることが大切です」と、中学生へ力強く語りかけました。
本校生徒からは、「定期テストがない」「検定取得に挑戦しやすい」「自分自身が成長できる学校」といった鵡川高校の魅力が紹介されました。
中高連携学習会(数学)
6月19日、中高連携学習会は数学を行いました。本校の木村先生と3名の高校生ファシリテーターになって、中学3年生の指導に当たりました。内容は、くじ引き(確率、期待値)ですが、お店が側が儲かるようにするためには、ただし、買う側の気持ち失せないないように当たりくじの金額をどれくらいに設定すれば良いか、といったシミュレーションをしながら、期待値について楽しく学びました。
3年生の文学国語にて
6月18日、4月下旬から本日まで、育休中の国語の先生の代わりに、登別明日中等教育学校国語科の若生佐智子先生がリモートで3年生の文学国語を担当していただきました。この日、若生先生が本校に来校し、対面で最後の授業を行いました。3年生の生徒たちも、雰囲気良く授業に参加し、最後、職員玄関で別れを惜しむかのように、3年生全員でお見送りをしました。若生先生、ありがとうございました。
大学生とリアル進路相談
6月13日、高大地連携事業の一環として、中高連携ボランティアに参加した札幌大学の学生と本校の3年生がグループごとに、進路や大学生活、将来の夢などについて語り合いました。
中高一貫ボランティア
6月13日、鵡川中学校と鵡川高等学校の生徒たちが協力して、地域のためのボランティア活動を行いました。
活動は学年ごとに分かれて実施されました。中学1年生と高校1年生は、高校周辺の清掃活動と学校の花壇整備に取り組みました。中学2年生と高校2年生は、中学校周辺の清掃活動と花壇整備を行いました。そして中学3年生と高校3年生は、札幌大学の学生と一緒に、海岸の清掃活動(砂浜のごみ拾い)を行いました。
また、中学校と高校の花壇には、特別な想いが込められた「ひまわり」の苗が植えられました。このひまわりは、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市・大川小学校の児童たちを追悼するために植えられてきたものです。子どもたちが最後に避難しようとした高台や校庭に、保護者の皆さんが「子どもたちが喜ぶように」との思いを込めて、ひまわりを植え続けてきました。
今回の活動では、「Team 大川 未来を拓くネットワーク」代表・只野様からご提供いただいた「大川小のひまわり」の種(ある程度育った苗)を、中学生と高校生が心を込めて丁寧に植えました。
生徒たちはそれぞれの活動を通して、地域とのつながりや命の大切さ、そして助け合う心の尊さを学ぶことができました。
高校花壇整備 中学校花壇整備 砂浜のごみ拾い
理科の阿部先生が「3Dプリンターを使った化石の研究」で助成を受けました!
本校の理科の阿部 俊暉 先生が、「3Dプリンターを活用した古生物化石の標本作成及び標本を用いた教育プログラム開発」の取組に対して、公益財団法人 武田科学振興財団から2025年度の理科教育のための研究助成を受けることになりました。
阿部先生は、恐竜研究同好会の顧問でもあり、むかわ町の穂別(ほべつ)地区で発見された化石に注目しています。
むかわ町穂別地区は「ホベツアラキリュウ(クビナガリュウ)」という首の長い海の生き物の化石や、日本で見つかった中で最大の恐竜の化石「カムイサウルス・ジャポニクス(むかわ竜)」など、約1億年前(中生代白亜紀)の化石がたくさん発見されています。
阿部先生は、これらの貴重な化石を3Dプリンターで再現し、本物そっくりの標本を作ることで、恐竜研究同好会でのイベント実施や理科の授業をもっと楽しく・わかりやすくする新しい方法を考えています。
将来、みなさんが授業でこうした3D化石に触れられるかもしれません。
左:阿部 俊暉 先生 右:小林 快次 教授(北大の恐竜研究第一人者)
・現在、お知らせはありません。
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