本校のスクール・ミッションと3つのポリシー

〇本校の使命(スクール・ミッション)

 本校では、これまでの本校での取組と成果の上に、国や北海道の動きや、生徒・保護者及び地域のニーズを踏まえ、地域に信頼され 、地域が「生かしたい」、保護者が「行かせたい」、生徒が「行きたい」と考える教育を推進するため、以下に掲げる事柄を本校の使命(ミッション)として取り組みます。

1 地域との連携・協働等を通じて、地域の課題に向き合い、解決するために必要な資質・能力を身に付けた生徒の育成
2 異年齢の集団による活動を通じて、自らの個性を伸長するとともに、社会性や豊かな人間性を身に付けた生徒の育成
3 地域の高校として、地域の教育資源を活用した教育活動を通じて、社会人としての基本的な資質・能力を身に付け、地域の未来を担っていく生徒の育成
4 個々の生徒の特性等に対応した学習指導やキャリア教育を通じて、主体的な進路決定をするための資質・能力を身に付けるとともに、部活動等をとおした活力のある生徒の育成


 

〇育成を目指す資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)

本校では、「一人ひとりの個性を伸ばし、明るく豊かでたくましい人間を育てる」という教育目標に基づき編成された教育課程において、所定の単位を履修及び習得するとともに、その学修成果として 以下 の資質・能力を身に付け 、 1~4 に掲げる要件を満たした生徒に対して校長が卒業を認定します。

【本校において育成を目指す資質・能力】
〈生きてはたらく知識・技能〉〇 基礎的な知識・技能 〇 情報活用力
〈思考力・判断力・表現力〉〇 コミュニケーション力 〇 課題設定・解決力 〇 批判的思考力
〈学びに向かう力・人間性〉〇 自己理解・成長力 〇 他者とチームで活動する力 〇 組織に求められる人間性

【本校で 育成したい生徒像 】
1 グローバル化する社会の一員としての基礎的な資質・能力を身に付けている
2 地域社会に貢献することができる
3 自己の特性や能力を最大限に伸張させることができる
4 主体的にたくましく生き抜くことができる


 

〇教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)

 本校では、生徒がグラデュエーション・ポリシーに掲げる8つの力を身につけるために、以下のように教育課程を編成し実施しています。

1 基礎的・基本的な学力の定着を図るための必修科目及び、個別最適化された学力向上に資する地域課題 解決 探究学習「むかわ学」・課題別グループ学習「チャレンジスタディ」 等の科目を必修として設置する
2 多様化した生徒一人ひとりの特性や能力を最大限に伸長させ、自己実現を図ることができるよう「チャレンジスタディ」には3つのグループを設定するとともに、選択科目の複数配置、英語と数学における習熟度別授業、英語・理科・情報の授業の一部でティームティーチングを実施する
3 連携型中高一貫教育における「学びの接続」を重視し、「むかわ学」及び「チャレンジスタディ」にて連携中学校と教育課程の接続を図る
4 教育課程における地域との連携を深め、「むかわ学」及び「チャレンジスタディ」のみでなく、 全ての教育活動において地域の教育資源等の積極的な活用を図る
5「 本校で育成を目指す資質・能力 」を踏まえた観点別評価により総合 評価を行う


 

〇入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)

本校では、教育目標に基づき編成された教育課程を通し、グローバル化する社会の一員としての基礎的な資質・能力を身に付け、地域社会に貢献できるとともに、自己の特性や能力を最大限に伸張させ、主体的にたくましく生き抜くことができる生徒の育成を目指しています。そのため本校では、中学校卒業程度の学力とともに、基本的な生活習慣を有し、特に次に掲げる意欲と学力等を有する生徒を求めています。

1 本校の「むかわ学」や「チャレンジスタディ」について興味・関心を持ち、積極的に取り組む意欲のある生徒
2 スポーツ・芸術等の活動に強い意欲と関心を持ち、教科等の学習との両立を図りながら、進路実現に前向きに取り組む意欲のある生徒

【入学者選抜の方法】
■連携型入学者選抜
 連携中学校である、むかわ町立鵡川中学校の生徒を対象に、学習のまとめや面接、プレゼンテーション等により基本的な生活習慣、学力や意欲・関心等を判定する

■連携型一般入学者選抜
 学力検査、個人調査書により本校で学ぶための基礎学力及び中学校における成績と校内外の活動の成果を、面接により基本的な生活習 慣、意欲・関心等を判定する

■連携型推薦入学者選抜
 個人調査書、推薦書により、中学校における成績と校内外の活動の成果を、自己アピール文、面接により基本的な生活習慣、意欲・関心等を判定する