校長室から

鵡川高校の未来を創ろう!

第1四半期が過ぎ、第2四半期がスタート。

今週末の学校祭を控え、準備に汗する生徒の皆さんの姿が、頼もしく見えます。

 

先月における職員会議、PTA役員会、そして、先日のむかわ町校長会等でもお話したのですが、次年度の本校への入学希望者数に関し、今、鵡川高校は、最大限の危機感を感じています。

 

現2年生は、入学者が40名を割り、1間口(クラス)の学年となりました。

その苦い経験を二度と繰り返さないためにも、今取り組んでいる「高校魅力化」をさらに推進していく方策について、先生方、生徒・保護者の皆さん、そして地域の皆さんと、今一度、真剣に考えていきたいのです。

 

『むかわの未来を創る』

 

それが、今年、提唱している「むかわ探究ゼミナール」のコンセプトでもあります。

保護者の皆様をはじめ、地域の皆様、鵡川高校の「持続的な」未来を創造していくためにも、ますますのご理解・ご協力をお願いいたします。

 

鵡川高校と共に、むかわの未来を創りませんか。

 

 

 

ワイドカリキュラム(系統化)を考える

 6月も中旬となり、少しずつ気温も上昇してきている今日この頃。

 

 鵡川高校は、今年に入り、本校でこれまで実施してきた、むかわ学や、チャレンジスタディ、デュアルシステム等の、3年間を通した時期や配列、評価などの改善を行う『ワイドカリキュラム化(系統化)』に取り組んでいます!

 

 むかわ学を中心とした探究的な学びは、社会に開かれた教育課程の根幹をなすものと考えます。

 

 これまでの日本の高校での教育活動の課題は、各教科、総合的な探究の時間、特別活動などの諸活動が、相互に密接に関係することが非常に困難で、バラバラに実施・実践されてきたことが、様々な調査結果からも明らかになっています。

 

 鵡川高校は、『むかわ探究ゼミナール』をはじめとした、学校と地域社会を結びつけるワイドカリキュラムの実践に、今度も取り組んでいきます!!

 

 鵡川高校と一緒に学びませんか。

3ヶ月ごとのカリキュラム・マネジメントを実施します。

6月に入りました。

本年度も2ヶ月を経過し、本校で行われている様々な授業・事業も、本格化しています。

これまでの多くの高校の学校文化では、「年度末反省会議」、「中間反省会議」など、1年ごとや半年ごとの反省が主流ではなかったかと感じています。

しかし、世の中のスピードが、もう1年単位では追いつかなく、3ヶ月ごとの学校課題の検証が必要と考えます。今年度から、鵡川高校は『中間反省会議までの中間反省』。つまり、3ヶ月ごとの振り返りを実施する予定です。

 

3ヶ月ごとのカリキュラム・マネジメント。

第1四半期の反省を迎える6月。

この6月は、1年間の中でも最も重要な月間だと考えています!

 

鵡川高校は、引き続き『むかわ探究ゼミナール』を推進しています。

一緒に、鵡川高校で学びませんか!

 

 

 

国際基準の探究とは?

 先月、「むかわ探究ゼミナール」は国際基準の探究活動を目指します!

と書かせていただきましたが、その根拠は、国際バカロレア(IB)のプログラムに準拠した教育活動を指しています。

 現在、鵡川高校が育みたい資質・能力に関して、IBが求めている教育理念にも合致するようなカリキュラムへと、さらに深化・進化させたいと考えています。

IBの求める学習者像は、

1)探究する人

2)知識のある人

3)考える人

4)コミュニケーションができる人

5)信念をもつ人

6)心を開く人

7)思いやりのある人

8)挑戦する人

9)バランスのとれた人

10)振り返りができる人

とされています。

 鵡川高校は、これからも『むかわ探究ゼミナール』の取り組みを通して、上記の学習者像へと生徒たちを育んでいきます!!

 

「5分で読める教育学」始めました!

GW中に失礼します。

鵡川高校は、すべての方々の人材育成を標榜していることは、先にもお話していますが、今年度から、本校の先生方を対象に、「5分で読める教育学」を始めました。

”すき間の時間に、ちょこっと読んでくれたらうれしいな”

という気分で、書かせていただいています。

もう、4回目となりました。

もし、興味のある方は、ぜひお読みください!

 

5分で読める教育学.pdf