校長室から

人材育成について考える~「開かれた学びの場」~

今日から、夏休みに入りました。

熱中症対策等もあり、例年より少し長めの夏休みとなっています。

昨日まで聞こえていた、登校時の生徒さんたちの元気な声も、ちょっとの間、おやすみです。。

 

私の今年の学校経営目標には、「むかわ探究ゼミナールの実施による鵡川高校に関係するすべての人々の人材育成」を掲げています。

 

昨日も、3年生のむかわ学プレ提言発表会に、むかわ町や札幌大学などから様々な方々が参加していただき、活発な意見交換が行われました。

 

高校生の持っている力は『無(鵡)限大』です。

 

高校生を指導する本校教職員はもちろんのこと、鵡川高校をサポートしていただいている全ての方々の資質・能力の向上も標榜しているのです。

 

鵡川高校は『開かれた学びの場』です。

 

来年、本校への受験を考えている中学校3年生の皆さん、そして、探究的な学びを深めたい方々も、ぜひ、鵡川高校で一緒に学びませんか!

 

学校全体から社会全体でのカリキュラム・マネジメントへ

先週末、学校祭が終了し、通常の学校生活が戻ってきました。

 

さて、昨日、全校生徒と教職員、CNの方々によって「鵡川高校の未来を創ろう!」と題し、本校の存続のため『生徒自らができること』について、短期、中期、長期的視点で積極的な話し合いが持たれました。

 

学校の課題を、生徒の皆さんと共に考える。

これこそが「学校全体でのカリキュラム・マネジメント」です。

 

生徒の皆さんからは、自分たちですぐにできそうなこと、教職員間で検討しなければならないこと、町の方々に引き続き依頼していくことなど、本当に様々な意見が出されました。

ありがとうございます。

 

この後は、保護者・同窓生の皆様、むかわ町・むかわ町教委の皆様、道教委の方々など、地域・社会の方々を巻き込んだ、社会全体でのカリキュラム・マネジメントの段階に入ります。

 

『鵡川高校の2間口を存続する』

 

このことは、本校の使命であり命題です。

 

「鵡川高校の灯を消さないことは、むかわ町の未来を持続的に創ること」

 

鵡川高校は、継続的なカリキュラム・マネジメントを通して、持続可能な地域社会と人材の育成を図っていきます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

鵡川高校の未来を創ろう!

第1四半期が過ぎ、第2四半期がスタート。

今週末の学校祭を控え、準備に汗する生徒の皆さんの姿が、頼もしく見えます。

 

先月における職員会議、PTA役員会、そして、先日のむかわ町校長会等でもお話したのですが、次年度の本校への入学希望者数に関し、今、鵡川高校は、最大限の危機感を感じています。

 

現2年生は、入学者が40名を割り、1間口(クラス)の学年となりました。

その苦い経験を二度と繰り返さないためにも、今取り組んでいる「高校魅力化」をさらに推進していく方策について、先生方、生徒・保護者の皆さん、そして地域の皆さんと、今一度、真剣に考えていきたいのです。

 

『むかわの未来を創る』

 

それが、今年、提唱している「むかわ探究ゼミナール」のコンセプトでもあります。

保護者の皆様をはじめ、地域の皆様、鵡川高校の「持続的な」未来を創造していくためにも、ますますのご理解・ご協力をお願いいたします。

 

鵡川高校と共に、むかわの未来を創りませんか。

 

 

 

ワイドカリキュラム(系統化)を考える

 6月も中旬となり、少しずつ気温も上昇してきている今日この頃。

 

 鵡川高校は、今年に入り、本校でこれまで実施してきた、むかわ学や、チャレンジスタディ、デュアルシステム等の、3年間を通した時期や配列、評価などの改善を行う『ワイドカリキュラム化(系統化)』に取り組んでいます!

 

 むかわ学を中心とした探究的な学びは、社会に開かれた教育課程の根幹をなすものと考えます。

 

 これまでの日本の高校での教育活動の課題は、各教科、総合的な探究の時間、特別活動などの諸活動が、相互に密接に関係することが非常に困難で、バラバラに実施・実践されてきたことが、様々な調査結果からも明らかになっています。

 

 鵡川高校は、『むかわ探究ゼミナール』をはじめとした、学校と地域社会を結びつけるワイドカリキュラムの実践に、今度も取り組んでいきます!!

 

 鵡川高校と一緒に学びませんか。

3ヶ月ごとのカリキュラム・マネジメントを実施します。

6月に入りました。

本年度も2ヶ月を経過し、本校で行われている様々な授業・事業も、本格化しています。

これまでの多くの高校の学校文化では、「年度末反省会議」、「中間反省会議」など、1年ごとや半年ごとの反省が主流ではなかったかと感じています。

しかし、世の中のスピードが、もう1年単位では追いつかなく、3ヶ月ごとの学校課題の検証が必要と考えます。今年度から、鵡川高校は『中間反省会議までの中間反省』。つまり、3ヶ月ごとの振り返りを実施する予定です。

 

3ヶ月ごとのカリキュラム・マネジメント。

第1四半期の反省を迎える6月。

この6月は、1年間の中でも最も重要な月間だと考えています!

 

鵡川高校は、引き続き『むかわ探究ゼミナール』を推進しています。

一緒に、鵡川高校で学びませんか!