理科の阿部先生が「3Dプリンターを使った化石の研究」で助成を受けました!

本校の理科の阿部 俊暉 先生が、「3Dプリンターを活用した古生物化石の標本作成及び標本を用いた教育プログラム開発」の取組に対して、公益財団法人 武田科学振興財団から2025年度の理科教育のための研究助成を受けることになりました。

阿部先生は、恐竜研究同好会の顧問でもあり、むかわ町の穂別(ほべつ)地区で発見された化石に注目しています。
むかわ町穂別地区は「ホベツアラキリュウ(クビナガリュウ)」という首の長い海の生き物の化石や、日本で見つかった中で最大の恐竜の化石「カムイサウルス・ジャポニクス(むかわ竜)」など、約1億年前(中生代白亜紀)の化石がたくさん発見されています。

阿部先生は、これらの貴重な化石を3Dプリンターで再現し、本物そっくりの標本を作ることで、恐竜研究同好会でのイベント実施や理科の授業をもっと楽しく・わかりやすくする新しい方法を考えています。
将来、みなさんが授業でこうした3D化石に触れられるかもしれません。

 

左:阿部 俊暉 先生 右:小林 快次 教授(北大の恐竜研究第一人者)